飲料の殺菌は超高温瞬間殺菌(UHT殺菌)とレトルト殺菌が主流です。連続式の超高温瞬間殺菌装置(UHT殺菌装置)に対して、バッチ式のレトルト殺菌装置では熱履歴が異なるため、さすがにレトルト殺菌装置では超高温瞬間殺菌(UHT殺菌)の再現は難しいです。
しかし、カムアップタイムを短縮させることで簡易的な品質チェック程度は可能になります。31-Ⅱ型は、小型レトルト装置(小型高温高圧調理殺菌装置)シリーズの機能を踏襲しながら、より飲料の開発に適した機能をもつ装置で、飲料テストの簡素化、テスト用途の広がりが期待できます。
また、超高温瞬間殺菌装置(UHT殺菌装置)と併用することにより、より効率的な開発が可能になります。
例)
テスト1 飲料原液を31-Ⅱ型で殺菌し品質をチェックし、まったく思うようなものが出来なければこれ以上の試験は中止します。
テスト2 試験1の結果、手ごたえが得られれば超高温瞬間殺菌装置(UHT殺菌装置)にて本格的に殺菌し、品質をチェックします。
★飲料だけではなく、パウチ、缶詰など、従来のレトルト装置としてもご利用可能です。
コンパクトな設計ですので、省スペースでの設置が可能です。
小型圧力容器なので作業主任者の設置や年次検査が不要です。
供給蒸気圧力0.6MPa(蒸気温度164℃)に対応!
カムアップタイム(昇温時間)が大幅に短縮できます。
飲料テストの簡素化、テスト用途の広がりが期待できます。
もちろん、従来のレトルト装置の使い方もOK!