蒸気循環式調理殺菌装置のノウハウを活かしてつくられた簡易型蒸気式殺菌装置（調理殺菌装置）です。 「レトルト食品の製造は大掛かりで大変！」という概念を覆しました。
低コスト、省エネタイプのレトルト殺菌機（簡易高温高圧調理殺菌装置）はレトルト装置の入門機種として小規模生産、多品種生産に最適です。
レトルト食品の製造を少量から始めたい、今まで外部委託していたレトルト食品の製造を自社で行いたい、省スペースでレトルト食品を製造したい、などのご要望にお応えします。
コンパクトな設計ですので、省スペースでの設置が可能です。
小型圧力容器なので作業主任者の設置や年次検査が不要です。
シンプルな構造の蒸気殺菌方式を採用しています。
少量生産に最適なコンパクト設計ですので、商品の開発や製品の試作も可能です。
レトルト装置の印象は熱水を使用するタイプのように装置が大掛かりで配管も複雑なイメージがありました。
蒸気循環式調理殺菌装置、小型高温高圧調理殺菌装置は蒸気式を採用することにより、今までのイメージを払拭するようなシンプル構造、省エネルギー、イージーメンテナンスを実現いたしました。
簡易高温高圧調理殺菌装置はそれらの機能を踏襲し、少量生産用のレトルト装置として開発されました。
基本性能はそのままに、レトルト食品を製造する上で最低限必要な装備に抑えております。
殺菌温度は最高125℃、殺菌圧力は0.2MPaまで設定可能です。
真空パックパウチや缶詰などの殺菌なら簡単に対応可能です。
F値記録計は標準装備ですので、温度、F値などのデータはパソコンに保管することが可能です。
どなたでも簡単に殺菌条件が設定でき、スタートボタンを押すだけで自動運転が 可能です。
固定棚は10段で、標準的なパウチ（サイズ：W130×L170×H20mm）が80個入ります。
最小限の設備でレトルト食品の生産が可能ですので、これからレトルト装置の導入を検討している食品会社の他、ホテル、レストラン、村おこし事業などに最適な装置です。
蓋の締め付けはボタン操作の急速開閉装置を採用しておりますので、蓋の開閉に力仕事を必要としません。
槽内に残圧がある時や、高温時は蓋が開きませんので安心です。
希望のF値を設定すれば、自動的に殺菌工程が終了しますので、常時装置を監視する手間が省けます。
複雑な配管や循環ポンプなどがないシンプル構造ですので、メンテナンスも容易です。
高温ドレンを冷却しながら排出します。塩ビ配管に接続することが可能になりました。